家づくりにとって要である水回りの決定が終わりほっとしたのもつかの間、次はこちらも家を彩るのに重要となる内装の建具(ドア)部分や床材・壁紙の選びだしが始まりました。
やはり大きな選択肢いう意味で見た目だけではなく使い勝手が重要となるため考えを張り巡らせる必要がある水回りのほうが緊張しましたね。
ドアや壁紙はあくまで見た目の話なので、気軽に・スピーディーに選べたのではないかと思います。(営業さんには「決めるのが早い!」って驚かれましたけども。)
玄関ドア
玄関のドアは防犯の面からできるだけガラスの部分が少なく、かつ多少は光が入るデザインをということで断熱ドア ヴァリアントというものを選んでいます。
我が家はリビングが2階であり、子どもたちにはカギを持たせる予定がしばらくはなかったため電子錠を採用しています。これですが玄関で「行ってきます!」と言われたら2階のリビングにあるスイッチを押すことで玄関に行かなくても施錠できます。開錠する際もインターホンがなったら開けるという具合ですね。
シューズボックスは上部と中間に飾り棚と窓があって、その下にさらに大きめのボックスがありくつがたっぷり入ります。カラーはミディアムナットです。
その下に見える玄関ポーチ床は300mm角の磁器タイルで、これらに合わせてシューズボックスも少し濃いめのカラーをチョイスしました。
一番左の部分には引き出しが2つとスリッパ入れを設置してあります。
また、このシューズボックスは下があいているのでブーツや長靴などをしまうことも可能です。一番右は傘が入ります。
ただし、傘立てがあっても使った後の水浸しの傘をそのまま入れるわけにはいかないため、結局傘立ては1つ必要になります。使った分だけしばらくおければいいのでそれほど大きいものは不要で、家族4人分の濡れた傘が入るものを玄関の内外に置いて使っています。
部屋のドア
室内のドアは基本的に明るめの内装にするという思いからすべてホワイトとなっていて、これにあわせてクローゼットの扉もホワイトで統一しています。
こちらのドアは基本プランのもので、お金をかければ高級感あふれるドアにもできたのですが、予算を考えたのとそこまでのこだわりもなかったのでしませんでした。
その場合ホワイトが一番安っぽく見えないカラーだったため、こちらの色にしたという理由もあります。
そして我が家は階段を上った後すぐにリビングがあるのですが、ここはお互いから光を取り入れつつ冷暖房の空気を逃さないためにライトスルースクリーンという上部で釣り下がっているタイプの扉を設置しました。
また、2階の洗面室からトイレへつながるドアは誰かが使っているのをわかりやすくするために少し明かりが漏れるデザインにしました。
フローリング
当然無垢材の床が最もナチュラルで素敵だとは思っていたものの、値段や水がかかってはいけないなど手入れの難しさを思うと断念。そこでモデルルームでこれはいいなと目を付けていたライブナチュラルのブラックチェリーを、リビングと階段に採用しました。
ライブナチュラルは表面材に0.3㎜の銘木突板(天然の木材を薄くスライスしたもの)を使っているので高級感がありつつも、お手入れは特に難しくありません。もちろんその他部分に使ったプリントシートなどの化粧材を張り付けた合板フローリングに比べるとお値段は結構したのですが、そこは営業のMさんに精一杯がんばってもらいました。(最初リビングだけの予定ですが階段分は無料でアップグレードしていただきました、感謝)
このライブナチュラルですが、経年により色が変わっていくよと聞いてはいたんですが、実際にこの状態はかなり色が濃くなったものです。ずっと敷物を敷いている部分と比較してみるとずいぶん異なってきていることがわかりますね。
そして標準仕様床であるダイハードアートLEは残りの子供部屋(色:ハーベストバーチ)、寝室と趣味部屋(色:ウォールナット)、ホールと一階廊下(色:チェリー)に使用しています。こちらは太めのものを選ぶことでなんだかおしゃれなになる気がしたため、そうしています。
このように部屋と廊下で色が違う場合は仕切りで調節するため部屋ごとに変えてもOKです。
少しだけ後悔しているのは、階段までではなく一階ホールと廊下もライブナチュラルにすればよかったなぁと・・・。本当にね、質感が全く違うので、お客さんが通る部分はすべてこれにしておけばよかったです。
サッシ・壁紙
壁紙は普通のものでは退屈だけど奇をてらいすぎると飽きる、という営業Mさんのアドバイスを参考にベースは白で多少凹凸が入ったものをそれぞれの部屋に選びました。ただしアクセントとしトイレ背面とテレビ背面には模様が入ったものを選択しました。
テレビ背面の壁紙はかなり冒険したつもりだったのですが、広い面にいざ貼られてみると意外に地味・・・ 30cm四方のサンプルと広い面にはった場合ではかなり印象が違うことがわかりましたね。
サッシ選びについてはそれほど迷うこともなく、壁紙や床の色に合わせて白かダークブラウンをチョイスしてすぐに終了しました。
これでほとんど事前に選ぶものは終了したため、この後はいよいよ地鎮祭を迎えます。
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